総社市は、ふるさと納税のお礼の品として贈る地元で獲れた新米を、きょうから発送しました。
総社市では地域農業を支援する一環で、4月から、ふるさと納税で3万円寄付した人に、新米1俵、およそ60kgを贈る取り組みを始めました。米は市内450戸の農家と8つの組合から1俵あたり1万3000円で買い取ったものです。締め切りの9月15日までに3億7900万円の納税があり、お礼として1万2628俵の新米を送ります。この日は第1便の出発式が市役所で行われ、生産農家を代表して三宅重信さんが「全国の皆さんに総社のおいしいお米を知ってもらえることは、生産者冥利につきます」とあいさつしました。続いて、農家などの感謝メッセージが添えられた10t分の総社米を運送会社のドライバーに託し、横付けされたトラックの荷台に積み込みました。総社市によると、新米を返礼品とするふるさと納税だけで、経費を差し引いておよそ1億円の税収が見込まれるということです。第1便のトラックは関東方面に向けて出発しました。新米は3月までに順次発送されます。




