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河原修平生誕100年記念「燈仄会展」

倉敷市出身の洋画家故河原修平の門下生でつくる美術団体「燈仄会」の作品展が岡山市で開かれています。

53回目の燈仄会展は、燈仄会の生み親、倉敷市出身の洋画家河原修平の生誕100年記念展に合わせ岡山市北区の天神山文化プラザで10月27日から11月1日までの会期で開かれています。河原修平が主宰した燈仄会は、昭和31年(1956年)岡山市出身の日本の抽象絵画の先駆者坂田一男の発案で発足しました。現在は、32人の会員が河原修平の意思を受け継ぎそれぞれの創作活動の成果を発表しています。今回は、河原修平の遺作のほか50代から88歳までの会員23人による油彩画、水彩画、デザイン、彫刻、七宝、立体などさまざまなジャンルの作品42点が展示されています。特に、和紙と綿を素材にした立体作品を毎回出品している倉敷市の造形作家小田宏子さん75歳の作品「スペース」は、今回の作品展が始まる数日前に病死し、遺作となりました。
【インタビュー】燈仄会・事務局渡辺暉夫さん
なお、天神山文化プラザに隣接する岡山県立美術館では、河原修平生誕100年を記念した特別展示が行われています。特別展では、県立美術館所蔵の「峠道」をはじめ、和服姿の自画像や沖縄の風景を描いた「南国の夢」昭和22年(1947)第3回日展入選作品「読書する女」、昭和49年(1974)絶筆となった「千古の夢」まで47点が展示され近代洋画壇の孤高の星として異彩を放った河原修平の画業と人となりを紹介しています。河原修平生誕100年記念特別展示は、11月3日まで県立美術館で開かれます。

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  • 放送日:2015/10/28(水)
  • 担当者:中塚美佐子
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