北京オリンピックのシンクロナイズドスイミング、銅メダリスト原田早穂さんを招いたシンクロ教室が倉敷市で開催されました。
オリンピックのメダリストから直接指導を受けられるとあって、シンクロ教室には、小学2年生から50歳代まで34人が参加しました。原田さんは2004年のアテネオリンピック、続く2008年の北京オリンピックと2大会連続でメダルを獲得。現役を退いた現在は、後進の指導やシンクロの普及活動をしています。初めてシンクロを経験する参加者たちは、音楽に合わせて泳いだり、水中で手をかいて浮かぶ「スカーリング」を体験したりと原田さんからアドバイスを受けながら演技を楽しみました。このあと、原田さんの演技が披露され、オリンピックメダリストのダイナミックな足技や回転の動きに参加者らは歓声を上げていました。教室のあとには、原田さんがオリンピックでのエピソードや選手時代の体験談などを話しました。コーチらも認める努力家の原田さんは、ほとんどの時間を水中で過ごしたため引退後は、「立っているだけで辛かった」と練習量の多さを物語るエピソードを話しました。また、子どもたちには、努力を続ける大切さを呼びかけました。参加者たちは、原田さんの指導を受けたり話を聞いて、楽しい思い出を作っていました。




