17日・18日開催の倉敷屏風祭を前に倉敷美観地区の大原邸ではプレオープンとして屏風が公開されました。
国の重要文化財 大原邸の玄関脇の店の間に展示された屏風は、青森県出身の板画家棟方志功が昭和17年に描いた「華厳壁図(けごんへきず)」です。たて168センチよこ3メートル46センチの4曲1隻の屏風です。ふるさと八甲田山の景勝地「華厳壁」の自然美が墨彩画で表現されています。
【インタビュー】大原美術館学芸員・孝岡睦子さん
倉敷屏風祭で棟方志功の屏風が展示されるのは初めてで、倉敷美観地区を訪れた観光客などが一足早く公開された屏風を鑑賞していました。14回目を迎えた倉敷屏風祭りは、17日(土)と18日(日)の2日間、倉敷市本町・東町など美観地区界隈で行われます。なお、KCT12チャンネルでは、17日(土)午後2時から屏風祭の様子を生中継します。どうぞご覧ください。




