県立倉敷天城高校は4月から取り組んできた普通科の課題研究の成果を発表しました。
倉敷天城高校は科学技術系の人材育成をめざし課題研究などに取り組む文部科学省のスーパーサイエンスハイスクールに指定されていて課題研究発表会もその一環です。課題研究は平成23年から行われていて5年目の今年は「伝える・伝わる」をテーマに理系・文系がそれぞれの視点で研究内容を決定し、4月から実験やアンケートを通して様々な分野で取り組みました。理系では実験を通してデータ分析したものが多く、文系では「コミュニケーション」を題材としたものが多くありました。具体的には色彩の違いが与える印象や恋愛の感情を伝える際にどんな方法が伝わりやすいのかなど日常で感じることをアンケートしてわかりやすくまとめたほか国際問題となっている竹島問題への日韓の考え方や感じ方について、日本と韓国の教科書の違いや教育カリキュラムでの歴史認識の伝え方が大きく違う点などを指摘するものもありました。倉敷天城高校では課題研究授業を来年以降も継続していくことになっていて会場には1年生も来年の発表にむけて研究の成果を聞きに訪れていました。




