玉野市で特産化を目指しているワタリガニの一種「どてきり」の調理法などを紹介する「どてきり塾」が初めて開かれました。
どてきりとは、ノコギリガザミと呼ばれるワタリガニの一種で濃厚な味で大きなはさみを持つのが特徴です。「どてきり塾」は、どてきりを市の特産にして、地域活性化に役立てることを目的に玉野商工会議所が中心となって開催しました。
初めて開かれた塾には市内の飲食店経営者など24人が参加しました。玉野市観光協会の専務理事池田敦子さんを塾長に、全国で活躍するフードコーディネーター河崎妙子さんを講師に迎え、商品開発の手順や心得などを学びました。参加者は、試作品として紹介されたどてきりの「から揚げ」「チリソース煮」「ハンバーガー」などを試食しながら、商品開発の方向性を探っていました。
【インタビュー】参加者ー
どてきりの特産品化は、玉野市の中心市街地活性化基本計画の開発事業の一つとして取り組んでいるもので、今後は年に2~3回程度どてきり塾を開き、新メニューの開発やブランド化を進めていくことにしています。




