倉敷消防署は、今年7月住宅とコーポなど三棟を全半焼した火災現場で人命救助を行ったとして、倉敷在住の男性に表彰状を贈りました。
表彰状が贈られたのは倉敷市中島の大山 正二さんです。大山さんは、7月21日の深夜、自宅南隣の木造2階建住宅から火が出ていることに気づき、すぐに119番通報しました。出火した民家には、60代の祖母と10代の孫が取り残されていました。家の中は煙が充満していて2人は階段を降りて避難できず、大山さんはひさしから飛び降りてきた孫を受け止めたのに続き、2階の窓から出てきた祖母の足を支えて助け出しました。
【インタビュー】▽表彰を受けた 大山 正二さん
倉敷消防署は、2人の救助のほか、近隣住民に火災の発生を知らせ、被害を最小限にとどめた大山さんに感謝していました。




