演奏の上手さよりも「楽しさ」や「格好良さ」などを競い合う新しいスタイルの音楽コンクール『おかやまスウィング甲子園』が倉敷で初めて開かれました。
おかやまスウィング甲子園は、中学、高校の吹奏楽部が「楽しさ」「格好良さ」をキーワードに演奏の技術よりも仲間同士の連帯感やパフォーマンスを競い合う新感覚の音楽コンクールです。規制の枠にとらわれず自由な発想とスタイルで音楽の楽しさが実感できる発表の場を提供しようと倉敷市内の中小企業経営者などが実行委員会を結成し、企画しました。倉敷市民会館で開かれたスウィング甲子園には、倉敷市内14の中学、高校の吹奏楽部が出場し、持ち時間15分で課題曲の「シング・シング・シング」と自由曲を披露しました。曲のアレンジや振り付け、衣装、メイクなどの制限はなく、演奏者と聴衆が一つになって、いかに熱いパフォーマンスを繰り広げるかを競い合いました。なお、今回は、次回以降の本大会へ向けたプレ大会として開催されたほかチケットの売り上げの一部を山陽新聞社会事業団を通じ、県内の高校生の就学支援金として寄付されました。




