戦争の悲惨さや平和の大切さを伝えていこうと、倉敷市水島にある亀島山地下工場を紹介したパネル展示が、倉敷市の水島公民館で開かれています。
亀島山地下工場の保存・公開を目指す「亀島山地下工場を保存する会」が企画したものです。亀島山地下工場は、水島航空機製作所の疎開工場として戦争末期に建設されました。全長2キロにおよぶ地下トンネルには、壁に刺さったままの削岩機のロッドなど当時そのままの様子が残っています。
2012年には、保存する会が発足して亀島山地下工場を平和の教育やまちづくりに生かしていこうと活動しています。戦後70年の今年は、地元・連島中学校と連携して地下工場の生い立ちを紹介する紙芝居の製作をすすめていてその原案も展示されました。
会場には、戦争体験者など多くの人が訪れ、平和の大切さを再認識していました。このパネル展は、今週末19日(土)まで水島公民館で開かれています。




