第二次大戦で20万人が亡くなった沖縄戦の爪痕を伝える遺骨収集ボランティアの写真展が玉野市立総合文化センターで始まりました。
写真展は青少年健全育成や沖縄での遺骨収集をボランティアで行っている修養団岡山愛汗会などが開きました。遺骨収集の写真展は沖縄で2度行われましたが本土では初めてになります。展示された写真は戦後70年たった今も防空壕や洞窟などで亡くなった人たちの遺骨を掘り出す様子や実際に掘り出された遺骨などを写した170枚です。遺骨収集は、昭和61年から年に1度行われていて、今年1月にも27回目の収集が行われました。
主催した修養団岡山愛汗会では「写真は何を語る」をテーマに展示をしているので見る人それぞれに戦争が残したメッセージを感じてもらいたいとしています。
沖縄戦遺骨収集ボランティア写真展は9日(日)まで、玉野市宇野の玉野市立総合文化センターで開かれています。




