倉敷市船穂町でワイン用マスカットの栽培を手伝った援農隊をねぎらう収穫祭が開かれ、隊員たちがマスカットを収穫しました。
マスカット援農隊は、船穂町でワイン用マスカットの「マスカット・オブ・アレキサンドリア」の栽培を手伝う市民ボランティアです。船穂農業公社が平成22年から毎年、隊員を募集し、今年は、倉敷市内外から38人が参加しました。
隊員は5月16日から8月19日までに一人が4日間、余分な芽を摘み取る「芽かき」や多すぎる粒を間引く「摘粒」などの作業にあたり最後の作業として試食用のマスカットを摘み取りました。今年のマスカットは、日照不足や大雨などで出来が心配されましたが、糖度17度の甘みのあるものに成長したということです。
【インタビュー】援農隊員(2人)
収穫祭の式典では、船穂農業公社の河田育康代表から隊員へ完遂証とマスカットが贈られました。なお、ワイン用マスカットは今年、4トン収穫予定で、9月17日にはふなおワイナリーに出荷されます。




