倉敷市で「金魚の王様」といわれるランチュウの品評会が開かれ、愛好家たちが自慢のランチュウを持ちよりその美しさを競いました。
ランチュウは、背びれがなく、ずんぐりと丸みを帯びていて、頭部に「肉瘤」と呼ばれるこぶがあるのが特徴の金魚です。生憎の雨にもかかわらず品評会には、県内外の82人が集まり、自慢のランチュウ450匹を披露しました。
審査は、今年生まれたばかりの「当歳魚」、2年目の「二歳魚」、3年以上の「親魚」の3部門に分けて行われます。この日は、日本らんちゅう協会の委員2人が審査に当たり、大きさや形、泳ぐ姿など、一匹ずつ丁寧にチェックしていきました。
【インタビュー】倉敷らんちゅう協会 平田靖典さん
倉敷らんちゅう品評会は、11月に行われる全国大会を前に毎年この時期に開かれており、今年で33回目です。訪れた人は、優雅に泳ぐランチュウの姿に見入っていました。なお審査の結果、最優秀賞の優等一席に輝いたのは、▽福山市の武田悦男さんの当歳魚、呉市の久野満美さんの二歳魚、浅口市の中島健一郎さんの親魚です。




