岡山大学資源植物科学研究所は、米国の大学の研究所と共同研究を目指す交流協定を結びました。
岡山大植物研が新しく協定を結んだのは、91年前に米国・ニューヨークに設立された植物研究を専門に行っているコーネル大学ボイス・トンプソン研究所です。調印式では、岡山大植物研の前川雅彦所長とボイス・トンプソン研究所のエリック・リチャード博士が協定書に署名しました。協定は、学生や教授などの相互の人材派遣や共同研究、成果の共有などを目的としています。共同研究では、砂漠などでも育つ植物の開発や植物にかかるストレスについての研究などを行う予定です。
【インタビュー】岡山大学資源植物研究所前川雅彦所長
この日は、調印式のほかに、植物の遺伝子についての講義や、歓迎会も行われました。岡山大植物研は、これまでロシアや韓国の3つの大学の研究機関と協定を結んでいて、今後も海外との共同研究を広げていく計画です。




