倉敷市は、市内中学校の教室へのエアコン設置費や来年5月のサミット教育大臣会合に向けた準備費などを盛り込んだ9月補正予算案を発表しました。
倉敷市がまとめた9月補正予算案は、一般会計の総額で47億6100万円あまりとなっています。
主なものでは、中学校26校の3年生と特別支援学級の教室あわせて214教室にエアコンを設置するために事業費9億6,000万円を計上しています。
来年8月ごろをめどに利用開始できる見込みで1、 2年生の教室については、次の年度に予定しています。
また、来年5月14日と15日に予定されているサミット教育大臣会合に向けて準備を進めるため1,550万円を盛り込みます。
この中では、▽サミット教育大臣会合のレセプションで配布する5か国語対応のPR用DVDやパンフレットの製作、▽市民を対象にした語学講座の開催などが予定されています。
補正予算案には、このほか外国人観光客の受け入れ環境を整えようと、▽倉敷駅前から倉敷美観地区にかけてあらたに60カ所の無料公衆無線LANを設置したり、▽宿泊施設などの誘導表示設置などを助成するなど観光関連事業に4,000万円あまりを盛り込みました。
倉敷市は、この予算案を来月3日開会の定例市議会へ上程する予定です。




