倉敷警察署は、特殊詐欺「いけん!送るな渡すな詐欺」を未然に防いだ3件について功労者へ感謝状を贈りました。
贈呈式では、まず、倉敷署管内金融機関防犯協力会釣井時和会長から振り込め詐欺被害を未然に防いだ玉島信用金庫倉敷支店の塚本経重支店長、同じく玉信笹沖支店の大本博之支店長と預金係の野口裕加さんへ表彰状と記念品が贈られました。続いて、宅配便で現金を送らせる金融商品等取引名下詐欺の被害を食い止めた佐川急便倉敷営業所の山嵜修嗣所長集配係の井畑正幸さんへ倉敷署秋山勲署長から防犯連合会の感謝状と記念品が手渡されました。いずれも、70代の女性が特殊詐欺に遭っていると金融機関の社員や宅配業者の社員が不審感を抱き警察に通報して被害を未然に食い止めたものです。倉敷署管内の今年7月末までの特殊詐欺被害は19件で被害額は、去年より2億700万円も多い2億3千800万円となっています。秋山勲署長は、「皆さんの、機転ある業務対応により被害を食い止めることができました。今後も高齢者が特殊詐欺の被害に遭わないよう声かけなどをお願いします」と功労を称えるとともに警察との連携協力を呼びかけました。




