倉敷成人病センターで、子どもたちが親の働く姿を見学する子ども参観が行われました。
子ども参観は、3人の子どもが、それぞれの母親や祖母の職場を訪ねました。
倉敷市立連島中学校1年の平田 楓くんは、母親の看護師 美穂さんの勤める病棟を見学し、シーツの交換作業を実際に手伝いました。
楓くんは、美穂さんから角に三角形を作ってマットレスの下にシーツを入れるといったコツを教わりながら作業を行いました。
岡山市立妹尾(せのお)小学校6年の石原 璃久くんは、祖母の看護師 石原 香代子さんの職場である手術室の見学をしました。
璃久くんは、香代子さんから手術で使う様々な機器の説明を受け、内視鏡手術で利用する医療支援ロボットを操作してみました。
そして、実際に手術を見学し、香代子さんの説明を聞きながら、真剣な表情で手術の様子を見ていました。
この後、手術をするための心拍数や血圧、酸素濃度を測る機器の準備を手伝ったり、実際に心拍数や血圧などを測ってみたりしました。
また、先ほど操作した医療支援ロボットが手術室に持ち込まれ、璃久くんは、興味深そうに準備の様子を見学しました。
子ども参観の後は、職員用の食堂で一緒に昼食を食べ、感想などを話し合っていました。
倉敷成人病センターの子ども参観は、子ども達に働くことの大切さを知ってもらおうと、今年はじめて実施されました。




