総社市のカルピス岡山工場で、ふるさと納税に寄付した人を招いて、工場見学が行われました。
カルピス岡山工場の見学ツアーは、総社市のふるさと納税に5000円以上の寄付をした人への特典として、総社市が初めて企画しました。ツアー参加を希望した390人から抽選で選ばれたおよそ90人が、2つの班に分かれて工場を見学しました。カルピス岡山工場は、1968年に操業を始めた全国2つあるカルピス生産工場の一つで、年間2000万箱、1・5リットルペットボトルに換算して1億6000万本の生産能力を持っています。今回は、今年春から稼動しているアセプティックラインを見学しました。これは、ペットボトルの成型から製品の充填までを一貫して行うもので、参加者は製品が出来上がる過程を熱心に見入っていました。総社市では今年度から、ふるさと納税の特典をボリュームアップさせたことで、寄付総額は去年に比べて60倍以上に増えています。市では今後も地元企業とタイアップした特典を用意し、地域資源のPRを図りたいということです。




