安全で衛生的な食品を製造するための衛生管理方法のひとつHACCP「ハサップ」システムの普及を目的とした講習会が4日倉敷で開かれました。
岡山県と倉敷市との共催で開かれたハサップ普及講習会には、学校や福祉施設などの給食調理従事者や食品関連事業者など約100人が参加しました。ハサップとは、世界中で用いられている食品製造の衛生管理手法です。出来上がった製品を抜き取り検査する従来の衛生管理法とは異なり、原料の入荷から製造、出荷までのすべての工程において危害を防止するためのチェックポイントを定め、問題のある不良製品の出荷を未然に防ぐことができるシステムです。講習会では、ハサップシステムの概要や導入するための手順などが説明され、参加者は、ハサップへの理解を深めていました。




