倉敷市の児島子ども会協議会は、夏の恒例となっている球技大会を開き、子どもたちがソフトボールとフットベースボールで熱戦を展開しました。
大会は、子どもの心身鍛錬と交流、育成者の指導力向上をめざし昭和40年から続けられています。今年は、児島地区38の子ども会からソフトボールに11チーム、フットベースボールに6チームが参加しました。中山運動公園野球場では、30度を超える炎天下で子どもたちが地域の威信をかけ優勝目指した熱戦を繰り広げました。この大会は、児島地区でかつては「子どもたちの甲子園」と呼ばれるほどで中山球場での大会に出場するために予選会を勝ち抜かなければならないほどでした。現在は、子ども会の数が全盛期の4分の1ほどになり、全チームが参加できるようになりました。それでも、子どものころにこの大会で戦った大人が今では指導者となり、子どもたちのために下支えしながら昔と変わらぬ熱い大会を展開しています。子どもたちは、額に汗して懸命に勝利にむけてグラウンドを駆け回り応援に訪れた保護者も子どもたちの姿に熱い声援を送っていました。




