倉敷市新田の職業訓練施設県立南部高等技術専門校で小学生を対象にした公開技能講座が開かれました。
「ものづくり」の楽しさを味わってもらおうと開かれた公開技能講座には、倉敷、岡山市などから小学生と保護者13組約30人が参加しました。公開講座は、精密機械、総合左官、塗装、木工実務の4つの訓練科で行われました。精密機械科では、コンピュータ制御の工作機械で、真ちゅうの板をイルカやクロ-バーのかたちに切り出して作るストラップ。塗装科では、樹脂粘土で形作ったクッキーやケーキなどに着色するスイーツサンプル。また、総合左官科では、白い砂を加えた砂漆喰を使った沖縄の縁起物「シーサー」作りが行われ、参加した子どもたちはそれぞれのものづくりに挑戦しました。さらに、木工実務科では、パイン材のキットを使った腰掛の製作が行われ、参加した子どもたちは、サンドペーパーで磨いたり、金づちで組み立てたりして、丸い腰掛を完成させていました。県立南部高等技術専門校・ハレテク倉敷の公開技能講座は、毎年夏休みに、小学生親子を対象に開かれていて、参加した子どもたちは、ものづくりへの興味や関心を深めています。




