玉野市が平成29年3月、商業施設メルカに移転する新しい図書館と中央公民館をどのように整備するか考える市民向けのワークショップが始まりました。
このワークショップは、市民の意見を広く聞いて将来的に愛される図書館と中央公民館にしようと玉野市が企画したものです。初回は、高校生や主婦など幅広い年代の市民27人が参加しました。最初に、指定管理者のTRC玉野が提案した施設整備案について、設計担当者が模型を使って説明しました。場所は、玉野市宇野の商業施設メルカの2階およそ4300㎡で、図書館と公民館の機能を融合させるのが大きな特徴です。参加者は5つのグループに分かれ、今回の整備方針について良いところ、気になるところを話し合いました。買い物のついでに立ち寄れる、バリアフリーで駐車場もあり便利という声が相次いだ一方、トイレが少ない、ギャラリースペースが狭い、静粛性は保たれるのか・・・など、利用者目線での鋭い意見も飛び出しました。1回目のワークショップは別の日時にも行われ合計90人が参加します。なお8月に開かれる2回目のワークショップでは運営やサービスなどのソフト面について意見を出し合います。そして3回目では、出された意見をどう反映するか指定管理者が報告する予定です。




