全国に通用するギフト商品づくりを目指した勉強会が、県内でギフト商品を製造・企画する業者を対象に行われました。
この勉強会は、岡山県と岡山県産業振興財団が、去年から開いています。今回は、東京の東急百貨店の目利きバイヤー2人を講師に招いてバイヤーたちが選ぶ理由と売れる理由を聞きました。東急百貨店で食品を統括する谷村哲司さんは、「ヒット商品を作るには、誰に、何を、どこで、どのように売るかを決めてから商品開発することが重要」と強調しました。さらに、「バイヤーは、他店との差別化を図るため、地方に目を向けている。積極的に売り込んでほしい」と話しました。勉強会には、県内の食品製造業者などおよそ60の事業者が集まり、首都圏バイヤーの貴重な話に耳を傾けていました。
また、会場には、東急百貨店のバイヤーたちの目にかなった全国のギフト商品90品が展示されました。訪れた人たちは、売れる商品の特長を見極めようと、写真を撮ったり、バイヤーたちと情報交換していました。




