倉敷市と旧真備町、旧船穂町が平成17年に市町村合併して今年10周年です。
これを記念して、現在建設中の倉敷市西阿知町と倉敷市船穂町柳井原をつなぐ新架橋の下で記念イベントが行われました。
合併10周年記念イベントは、船穂地区の住民などで作る実行委員会が企画して開催しました。鈴木邦彦実行委員長は、挨拶のなかで「船穂町が倉敷市と合併して10年が経つが特産のマスカットやスイートピーなどでこれからも地域色をしっかりと出していきたい」と意気込みを語りました。また、倉敷市の伊東香織市長は、「合併後、倉敷の魅力が増した。さらなる市の発展に全力を尽くす」と節目を祝いました。記念イベントでは、合併特例債を使って建設が進めらている新架橋の見学が行われました。新架橋は、船穂町柳井原と西阿知町を結ぶ全長512メートルの橋で橋梁部分の工事費用は、35億円です。平成23年に着工し、今年度中の開通を目指して現在は、工事中です。見学会では、倉敷市土木課の職員が橋の概要などについて丁寧に説明し、来場者は、興味深そうに耳を傾けていました。なお、新架橋の開通にあわせ、市道として使っている渡し船の「水江の渡し」が廃線となります。合併10周年記念イベントでは、「水江の渡し」から新架橋を眺める乗船体験も合わせて行われました。




