夏休み初日のきょう、倉敷科学センターで恐竜のレプリカや化石など「林原コレクション」を展示した特別企画展がはじまり、多くの家族連れでにぎわいました。
高さ4メートル、長さ11メートルのティラノサウルスのレプリカは、倉敷市が今年2月、林原から購入したものです。会場では、元林原自然科学博物館館長の石垣忍さんが、夏休みの子ども達に展示解説をしました。鋭い歯や目の位置など他の恐竜にない特長を話すと、子ども達は、目を輝かせて聞いていました。
会場には、このほか過去地球に存在したアンモナイトや始祖鳥などの化石を時代順に展示しました。大型の草食恐竜の実物大の大腿骨は、実際に手に触れることが可能で、子ども達が、その感触や大きさを体感していました。
倉敷市の自然史博物館は、生物の進化をたどる動植物の化石や骨格標本など335点を林原から寄贈されており、この夏の特別企画展で100点あまりをお披露目展示します。




