玉野市の三井造船は、「小中学生に海や船に興味を持ってもらおう」と日比小学校の児童を招き、入港中の掃海母艦「ぶんご」の見学会を行いました。
三井造船玉野営業所を訪れたのは、日比小学校の3年生から6年生89人です。
児童は、点検のために玉野事業所に入港している掃海母艦「ぶんご」の艦内を見て回りました。およそ20年前に玉野事業所で造られた「ぶんご」は、長さ141メートル、横幅22メートルで、機雷の処理などを行う掃海艇に指示を出したり、燃料や物資などの補給を行うための艦艇です。海上自衛隊の隊員から、船や飛行機などの目標を探知するレーダーなどについて説明を受けて、児童たちは、船のつくりや役割について学んでいました。16キロ先まで砲弾を飛ばす重さ7.5トンの速射砲が動くと児童からは、大きな拍手がわきました。また、直径7.6センチ、重さ13キロの砲弾を持ち、重さを体感していました。艦橋では、実際に操陀席に座り乗組員の気分を味わっていました。
【インタビュー】玉野市立日比小学校の児童ー(4人)
その後児童たちは、バスに乗って、バラ積貨物船などを見て回りました。この日の見学会は、造船工業会が「海の日」制定20周年を記念して、「大きな船を造る工場を見に行こう」と題して企画しました。




