岡山県内の医学・医療福祉学の研究活動を支援している公益財団法人川崎医学・医療福祉学振興会が、今年度の助成金贈呈式を行いました。
川崎医学・医療福祉学振興会は平成15年に設立され、医学・医療福祉分野の研究や、教育機関・地域社会との連携交流に関して、助成金を贈り、支援しています。今年度は、免疫力が最大限に発揮できるインフルエンザワクチンの開発や、池田家文庫から医療関係の文献を洗い出しデータベース化する歴史研究など、教育研究分野で13件を助成しました。また、地域連携・交流分野に5件、国際教育・研究交流分野に1件を助成し、合計25件の応募に対して19件、総額425万円を贈呈しました。贈呈式では、振興会の角田司理事長が受賞者一人ひとりに目録を渡し、今後の活躍を期待しました。この助成は、川崎学園の基金、教職員からの浄財のほか、趣旨に賛同する個人法人からの寄付を原資にしていて、今年度までに214件、総額5938万円を助成しています。




