約2千年前の古代の種を起原とする「大賀ハス」の花が倉敷市真備町で咲き始めました。
「大賀ハス」とは、岡山市出身の植物学者故大賀一郎博士が弥生時代の泥炭層から発見したハスの実から開花させたもので、発見者の大賀博士にちなんで「大賀ハス」と呼ばれています。倉敷市真備町川辺の加藤満宏さん(77歳)が、特製の大きな鉢で栽培している「大賀ハス」も古代のロマンを秘めた淡いピンク色の花を咲かせています。
※「大賀ハス」の花は、早朝から咲き始めますが、午前10時ごろには、しぼんでしまうそうです。「大賀ハス」は、全国各地で見られますが、「大賀ハス」の種が発見された千葉県では、天然記念物になっています。岡山県内では、岡山市の後楽園や庭瀬城跡の「大賀ハス」が有名です。




