総社市総合福祉センターで、子育て支援に関する講演会が開かれました。
講演会には、幼児期の子どもを持つ保護者や総社市内の保育士などおよそ70人が出席しました。講師は、就実大学教育学部で特任教授を務める村中由紀子さんで、「子どもの感情発達と社会化を支える子育て」をテーマに話しました。村中さんは、「子どもの望みを叶えることで生まれる好ましい感情だけでなく、我慢や喧嘩などで受ける不快な感情も経験させることで、バランスの取れた子どもを育てることができる」と子どもとの接し方について説明しました。また、「何でも丸く収め、無理を言わない子どもだけがいい子ではない。母親が自己否定感を持ち、悩む必要はない」などとアドバイスしました。今回の講演会は、総社市教育委員会が行う子育て支援活動「総社市幼児学級」の一環として行われました。総社市幼児学級では、7月29日に親子のふれあいレクリエーションを行い、8月20日には、子どもたちの現状に関する講演会を開くなど、今後も子育て支援を行っていく予定です。




