玉野市の沖合いの海に、 マコガレイの稚魚(ちぎょ)が放流されました。
大分県から運ばれてきたマコガレイの稚魚がこちらです。体長は3・5cm。現地では「城下(しろした)カレイ」とも呼ばれ、成魚になると市場価格は1万円という高級魚です。胸上港では1万尾を、地元の漁業協同組合の船に移し替えました。そして、沖合い100m先まで向かい、稚魚が育ちやすいとされる藻場の近くで、網を使って稚魚を放流しました。この取り組みは、水産資源の安定的な確保を目的に、岡山県の補助金を使って玉野市が毎年実施しています。7年目を迎え、成果も徐々に出てきているということです。この日は田井港の沖合いでも1万尾の稚魚が放流されました。稚魚は3年かけて、体長20cmほどに育つということです。




