倉敷中央病院で「くらちゅう寄席」と銘打った落語会が開かれました。
「くらちゅう寄席」に出演したのは、関西地区で人気を誇る大阪のアマチュア落語グループ「グループいっせき」のメンバーです。「グループいっせき」は、桂三枝改め、六代目 桂文枝師匠が創設した関西大学の落語研究会のOBなどで結成されたグループです。上方落語の普及を目的に自主公演や慰問などのボランティア活動にも取り組んでいます。「グールプいっせき」のマネジャーの関大亭金角さんと倉敷中央病院の職員が同級生だったことから、うっとうしい梅雨空を笑いで吹き飛ばそうと3年前からこの時期に「くらちゅう寄席」が始まったそうです。3回目の今年は、「千里家(せんりや)バカボン」「関大亭学乱(がくらん)」「爪田家(つめたや)ふぶき」「天神亭志ん香」の4人が、「豊竹屋」「まんじゅう怖い」「悋気(りんき)の独楽」「皿屋敷」の4題を演じました。会場では、入院患者やその家族などが、上方落語の醍醐味を満喫していました。




