6月9日は、「我が家のカギを見直すロックの日」ということで、倉敷市のショッピングセンターで家庭の防犯対策と防犯意識の向上を目的に啓発活動が行われました。
JR倉敷駅北側のアリオ倉敷で啓発活動を行ったのは、カギの専門業者でつくる日本ロックセキュリティ協同組合岡山支部と、警察関係者など約20人です。参加者は、住宅の防犯対策や侵入犯罪の防止を呼び掛けるチラシとポケットティシュなどが入った啓発グッズ500セットを買い物客などへ配りました。岡山県内の侵入盗犯罪件数は、平成15年をピークに減少傾向にありますが、今年の4月末までの空き巣被害件数は、122件で前の年の同じ時期と比べて14件増えています。そのうち一戸建て住宅の被害が75%となっています。啓発活動では、暗証番号式やカード式の玄関ドアの鍵や窓に取り付ける鍵など各種防犯機器の展示も行われました。窃盗犯は、侵入に5分以上かかると7割が犯行をあきらめるといわれていて、侵入犯罪を食い止めるには、防犯の英訳の頭文字を取った「CP錠」の設置が防犯性能が高く有効であることも紹介されていました。
【インタビュー】日本ロックセキュリティ協同組合・神谷圭祐さん




