玉野市民病院の今後の運営の在り方について玉野市内の市民団体が、玉野市長へ要請書を手渡しました。
「地域医療と玉野市民病院を守る会」のメンバーが、黒田 晋玉野市長と面会して直接要請しました。要請書には、6月末で退職する小児科医の継続確保のほか、民間に経営を任せて経営改善を目指す方針の玉野市民病院を今後、公営で運営するよう方針転換を求めています。
玉野市民病院は、今年7月から指定管理者制度を導入して公設民営での経営改善を目指していました。しかし、先月になって大阪市の民間医療法人が指定管理者を辞退したことから、市民病院の利用者の間で不安が高まっています。今回の要請に合わせて市民病院を実際に利用している母親ら6人も同席して、「入院施設を持った小児科を玉野市内から無くさないで欲しい」と玉野市長へ要望しました。
解決策を見いだせない玉野市民病院問題ですが、市民病院は、7月以降も当面、玉野市が運営を継続します。




