倉敷市の重要文化財「楠戸家住宅」で、恒例の「はしまやさつき展」が始まりました。
「楠戸家住宅」の中庭にあるサツキは樹齢250年以上です。毎年サツキの花が咲くこの時期に合わせ、住宅の内部とともに一般公開しています。例年5月末に開催していましたが、今年は花の開花が遅れ、6月に入ってからの公開となりました。ここ数年は、隣の樹木の成長などにより、日影が多くなったことなどから花の着きが悪くなっているそうです。それでも日当たりの良い南側には鮮やかなピンク色の花が咲き誇っていてます。今日は生憎の雨でしたが、訪れた人はしっとりとした風情を楽しんでいました。住宅内では、さつき展に合わせ、岡山市瀬戸町に住む陶芸家・荒井翔碧さんの作品展「エデンの庭で」も開かれています。ハーブの草花の絵が描かれたやさしい色の陶器が並んでいます。楠戸家住宅で行われている「はしまやさつき展」は8日(月)まで開かれています。




