玉野警察署管内防犯連合会は、今年度の総会を開き、特殊詐欺をはじめとする犯罪抑止対策を推進することを確認しました。
玉野警察署管内 防犯連合会の総会には、玉野市内18地区の代表者と企業団体の防犯担当者など35人が出席しました。最初に会長を務める黒田晋市長が、安心安全のまちづくりを目指す決意を述べました。また、玉野警察署の高見浩三署長が、先月 築港の繁華街で発砲事件が発生したことに触れました。その上で、防犯カメラが犯罪抑止に一定の効果を期待できると強調し、市内での設置推進に意欲を見せました。続いて議事では、今年度の事業計画について説明がありました。重点施策には、振り込め詐欺をはじめ特殊詐欺被害の防止が挙げられています。玉野警察署管内の被害は、去年3件1420万円でしたが、今年は4月末までで2件1985万円と増加に転じていて、最近は高齢者への電話も多くかかっているそうです。そのため会議では、老人会などのグループに入っていない高齢者にも注意喚起していく方針も確認されました。




