梅雨のシーズンを前に玉野市は、大雨による土砂災害の恐れがある災害危険箇所を調査確認しました。
玉野市と備前県民局の職員、それに警察・消防関係者あわせて10人が、市内6ヶ所の災害危険箇所を見て回りました。近くには山頂からの土石流やがけ崩れといった懸念がある急傾斜地があり、参加者は「どのような危険があるのか」想定しながら、状況を確認していました。玉野市では災害時の指定避難所を54ヶ所指定していますが、土砂災害の場合には山側にある避難所の開設を見合わせる場合もあります。巡回と合わせて、施設の責任者などにも、土砂災害に対する注意を呼びかけました。玉野市では急傾斜地など373ヶ所を警戒区域に指定していますが、平成16年に死者5人を出した大規模な土砂崩れがあってから、人的・物的被害の大きい土砂災害は起きていないということです。




