アメリカ・アーカンソー大学の教授と学生が、倉敷市児島の畳縁工場を見学しました。
老舗畳縁メーカーの高田織物を訪れたのは、アメリカ・アーカンソー大学経済学部のロバート・スタップ教授と、学生12人です。スタップ教授一行は、毎年およそ1ヶ月の日程で、日本の企業と文化を学ぶため全国各地を訪れています。工場では、畳縁ができるまでの工程を見学しました。糸を織る機械の仕組みや、畳縁の役割、岡山県が全国シェアの7割を占めていることなどを聞き、理解を深めていました。また、工場に併設する畳縁の直売所では、畳縁を使ったバッグや小銭入れなどを手にして、興味を示していました。また、プレゼント交換も行われ、学生たちには、アーカンソー大学のシンボルカラーであるエンジ色を施したミニ畳セットがプレゼントされました。一行は27日に三井造船を見学し、28日には県立玉野光南高校を訪れます。また、29日には玉野市立日比小学校の児童と交流する「ハローアメリカ」が行われます。




