玉野市築港の県立玉野高校で、大学教授を招いて健康に関する講義が行われました。
講義に参加したのは、玉野高校の教員と1年生の希望者およそ40人です。
「健康について」と題した講義では、川崎医科大学の森谷 卓也教授と、川崎医科大学現代医学教育博物館の中村 信彦課長が、生活習慣病や医療関係の仕事について話しました。
動脈硬化は、生活習慣の乱れなどで10才から始まることや、医療の現場ではチーム内のコミュニケーションが大切だと高校生たちに伝えました。
その後、質問コーナーが設けられ、生徒からは、
「内科や外科といった診療科の数はいくつあるのか」、
「医者になるまでにどんな事が大変だったか」、
といった質問がされ、森谷教授は、国が定めた診療科の数が19であることや、医者になるには、全ての診療科について学ばないといけない部分が大変だったことなど、
それぞれの質問に 説明を交ぜながら答えていました。
最後に、「医療と放射線」と題して、霧箱という装置を作り、放射線を見る実験が行われました。
生徒達は、興味深そうに実験をし、放射線が見えた生徒は歓声を上げていました。
この講義は、生徒達の「学ぶ意欲」の向上を目的に、玉野高校の校外連携活動の一環として、実施されました。




