倉敷市に本社を置く食品卸売の大黒天物産が総社市に整備を進めていた中国物流RMセンターのチルド棟が完成し竣工式が行われました。
竣工式には大黒天物産の大賀昭司社長など大黒天物産の関係者と総社市中原地区の住民代表、建設工事を担当した業者などが出席しました。中原の厳島神社、角田律宮司が祝詞を読み上げたあと、大賀社長などが玉串を捧げて完成を祝いました。建物は鉄骨平屋建てでチルド棟の延べ床面積は1万6300平方メートルです。敷地内には現在は常温商品を扱うドライ棟2万2000平方メートルを今年の秋の竣工を目指して建設中で両棟あわせることでチルド商品とドライ商品の物流機能を集約できます。また、製造機能も併設することからスピーディーな商品供給を実現させ品質・鮮度の向上とコスト削減などの効果も期待されます。大黒天物産の大賀昭司社長は「中国物流RMセンターの建設に80億円を投資し、社運をかけた施設を整備した。サービス向上に加え小売業界全体へも影響を与えていきたい」と抱負を語っていました。




