KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

倉敷市児島に５月１日オープン予定の複合福祉施設「ベネヴィータ王慈」で先週末（１８日、１９日）見学会が開かれ、施設やサービス内容などが公開されました。

倉敷市児島田の口７丁目に新設された「ベネヴィータ王慈」は、高齢者だけでなく障がい者もひとつの建物の中で生活する岡山県内初の複合福祉施設です。鉄骨作り５階建ての建物内には「地域密着型特別養護老人ホーム」をはじめ高齢者の短期入所施設の「ショートステイセンター」、「障がい者入所施設」、小学生を対象にした「障がい児通所施設」の、４つの施設が併設されています。「障がい児通所施設」のある１階部には、相談支援センターや地域交流スペースなども設けられています。２階、３階部の高齢者の入所施設は全室ユニット型の個室で内装や建具、家具には、県産材や竹の集成材を用い木の温もりや安らぎを提供しています。４階部の障がい者入所施設には、機能訓練スペース、横になって使用きる横臥式トイレなどが設置されています。「ベネヴィータ」とは、ラテン語とイタリア語のbeneとvitaに由来しよき人生、よき命、よき暮らしを意味します。社会福祉法人王慈福祉会では、利用者はもちろん地域にとっても居心地が良く楽しい場所となる福祉施設をめざします。