水島税関支署は終戦後に海外から引き揚げた人から預かった通帳や証券を名義人やその家族へ返却しました。
今回返却されたのは通帳や証券など9点です。戦後、海外から引き揚げたとき当時の法令上、輸入制限にかかり税関や日本銀行が預かっていたものです。今回、返却されたものは横浜と長崎の税関支署で保管されていました。返還式には名義人やその家族が出席し水島税関支署の寄高真澄支署長から返されました。受け取った人たちは返還されたものをじっと見つめていました。なお、今回の返還は今年2月2日から6日までの間、倉敷市役所で保管物の展示がきっかけとなりました。期間中に71件の問い合わせが水島税関支署に入り、データベースと照合した結果返還となりました。




