玉野市仏教会は、4月8日の釈迦の誕生を祝う「花まつりお笑い説法」を開きました。
「花まつり」は、釈迦の誕生を祝う仏教行事で、真言宗、臨済宗、日蓮宗、浄土真宗の14の寺院でつくる玉野市仏教会では、命を尊ぶ日として毎年「お笑い説法」を行っています。玉野市築港の浄土真宗の寺、法親寺住職で玉野市仏教会の吉田信哉(しんさい)会長は「人の心に寄り添う存在でありたいと活動を続けている。仏教寺院への理解を深める機会にしていだだきたい」挨拶しました。「お笑い説法」では、去年に引き続いて矢掛町の多聞寺(たもんじ)副住職で落語家の桂米裕こと吉田宥禅師を迎えました。噺家と僧侶の二足の草鞋を履く吉田宥禅師は、先日亡くなった人間国宝で落語家の桂米朝さんの18番目の弟子であることを説明し、小話を紹介しながら落語のルーツを紐解いていきました。訪れた人は、吉田宥禅師による肩の凝らないゆかいな法話を楽しみながら仏教への理解を深めていました。




