倉敷市真備町の薗地区まちづくり協議会は地域の名所旧跡の由来を記した史跡看板を地域の10か所に設置しました。
薗の名所旧跡看板は、今年の1月末から薗地区まちづくり協議会が後世に伝えるべき地域の史跡を選定し2か月がかりで制作したものです。アクリル樹脂製の看板はA3版の大きさで、鉄製の支柱に取り付けていきました。今回選定された薗の名所旧跡は真備町有井の地名の由来になったといわれている湧水「小加茂川名水」跡や盲目の女芸人瞽女が通ったことから名付けられた瞽女橋や江戸時代の地理学者古川古松軒が隠居した「竹亭」跡、伽羅の木で作られている大日如来が祀られている「大日庵」など10か所でいずれも薗地区の有井と市場に点在する名所旧跡です。薗地区まちづくり協議会では、10か所の名所旧跡を巡る史跡散策マップも制作したい考えです。
【インタビュー】薗地区まちづくり協議会・間野正之会長




