般若心経を書き写す「写経」文字で観音様などを描く「仏画」の作品展が、児島市民交流センターで開かれています。
会場には、写経仏画同好会のメンバー10人が手がけた41点が展示されています。この仏画は、278文字からなる般若心経の文字だけで弘法大師や観音菩薩、孔子像などを描いています。岡山市の福祉作業所に通う山﨑裕亮さんと、就労支援事業所で働く岡野泰昌さんの二人は、0・05mmのペンを使っています。一文字あたり1・5mmから3mmで、一つの作品を1週間以上かけて仕上げたそうです。また、60代から80代までの8人は筆を使い、一つの作品あたり2000文字以上書き込んでいます。字をつぶさないよう繊細に描いているのが特徴です。写経仏画同好会の作品展は、27日まで開かれています。




