春の全国火災予防運動にあわせて、総社市の女性消防団員が一人暮らしの高齢者の住まいを訪問し、防火診断を行いました。
防火診断は、久代地区と山田地区で一人暮らしをする高齢者の住宅およそ40世帯で9日に分けて行っています。
この日は女性団員2人が一人暮らしの男性宅を訪れ、火の元となる台所周りや
暖房器具を点検していきました。
また、消防本部が特に呼びかけを強くしている住宅用火災警報器の動作確認や、
消火器の使用期限をチェックしていき、使用方法や設置場所についてアドバイスをしました。
防火診断は、年に2回実施しています。
毎年、女性団員の物腰柔らかな対応や、防火診断に留まらないコミュニケーションが好評で、元気付けられるお年寄りも少なくありません。
総社市内では、去年4月と今年1月にそれぞれ1人、一人暮らしの高齢者が住宅火災で亡くなっています。
総社市消防本部は、防火への意識向上をとともに
万一に備えた火災警報器の設置を呼びかけています。




