「地域づくり」や貧困や環境などの社会的課題の解決を目指す「ソーシャルビジネス」について考える「ユースの力を活かしたコミュニティの未来づくり」フォーラムが倉敷市真備町で開かれました。
NPO法人岡山県国際団体協議会が主催して開かれたフォーラムは、若者の力を活かした地域づくりの実践法を学び、ソーシャルビジネスを考えるきっかけづくりを目指すものです。行政やNPO関係者など約40人が参加した
フォーラムでは、まず、ネパール ユネスコ国内委員会事務局次長のカムレシュワ・クマール・シンハさんがネパールの地域学習拠点施設CLC(シーエルシー)の役割や機能について説明しました。続いて、ネパール出身で現在、名城大学大学院生のアスタ・トゥラダールさんがネパールのCLCで若者や女性たちが立ち上げたソーシャルビジネスの具体的な事例について発表しました。さらに、岡山でのソーシャルビジネスの事例発表として、早島町に設立した生活介護事業所「ぬか」の代表中野厚志さんが、どのようにして地域の中で役に立ちながら働くソーシャルビジネスにつなげていったのかを
紹介しました。フォーラム参加者は、地域の若者や公民館などを活用したコミュニティの活性化や地域づくりの参考にしていました。




