無農薬、無肥料で米や桃をつくる木村式自然栽培の生産者などが集まりこれまでの成果を報告しました。
木村式自然栽培実行委員会では会員の情報交換を目的に毎年報告会や栽培指導会を開いています。
報告会では、生産者5人がそれぞれの成果を発表しました。
稲作農家の細田常正さんは田んぼを水平に整えることや溝の整備など細やかな調整が稲の成長に重要と話しました。
また、桃農家の難波確夫さんは無農薬栽培のため害虫が付いていないか、毎日木を1本ずつ確認し、害虫やその卵などを早めに駆除して害虫被害を減少させたことや桃を発酵させた液で害虫をおびき寄せて駆除していることなどを紹介していました。
食の安全が叫ばれるようになって無農薬、無肥料の木村式栽培を取り入れる農家が5年前から県内でも広がりを見せ現在ではおよそ90戸が実践をしています。
これまでは米や桃での取り組んでいますが、今年からあワイン用のブドウ栽培も行われるということです。




