南海トラフ地震などで予想される大型災害に伴う津波被害に備え、玉野市と市内沿岸部にある企業が防災対策についての意見交換会を開きました。
意見交換会には、市内沿岸部で操業する7社が出席し、南海トラフ地震などの大型災害が発生した際に、玉野市と連携して社員や地域住民の安全を確保するための対策が話し合われました。市側から防災計画やハザードマップ、今後整備を計画している防災行政無線などの説明があり、企業側からは各社が行っている防災対策への取り組みについての発表がありました。玉野市では南海トラフ地震が発生した場合、市内で最大震度6弱、最大2・8メートルの津波被害が想定されていて、各企業では防潮堤を石垣からコンクリート製のものに整備したり、津波発生から到着までの間に社員が取るべき行動を記したマニュアルの作成を行っている、といった発表があがりました。また、一般の業者が運営する安否確認メールには、発信元のメールアドレスが変更になる場合があり対応が不安、といった意見もあがりました。




