倉敷市林にある老舗の酒蔵 熊屋酒造で「新酒まつり」が開かれました。
酒蔵に春を呼ぶ新酒まつりは、江戸時代中期の1716年ごろに創業した熊屋酒造が毎年開催しています。今シーズンに仕込み、絞って間もない日本酒「寒しぼり」がこのイベント限定で販売され、来場者が次々と買い求めていました。そして、人気のコーナーが、日本酒の試飲コーナーです。熊屋酒造が手がける9種類の日本酒を一人3杯まで飲むことができます。大吟醸、にごり酒など、さまざまな味を飲み比べできるとあって、日本酒ファンにとって格別の瞬間です。このほか会場では、純米吟醸の酒かすなどが販売されたほか、日本酒に合うグルメの屋台が並びました。千屋牛の串焼き、たこの天ぷら、イノシシ肉の入った丼など、どのメニューも好評で、お酒がどんどん進んでいました。そして、恒例の餅投げも行われました。建部米研究会が手がけた餅とお菓子が次々に投げられると、来場者は必死になって手を伸ばしていました。




