倉敷市の児島市民交流センターで、市民と環境団体が出資して設置された太陽光発電システムの完成を祝う会が開かれました。
午前10時から行われた完成記念式典には、関係者などおよそ20人が出席しました。
代表して、「NPO法人おかやまエネルギーの未来を考える会」の廣本 悦子会長が挨拶し、 感謝の気持ちを伝えました。
この太陽光発電システムは倉敷市が進めている公共施設屋根貸し事業の一環で設置されたもので、「まびいきいきプラザ」に続いて、2か所目です。
市民からの出資金や寄付金で設置したのは初の試みで、 「児島おひさま発電所」と名づけました。
図書館・ホール棟の屋上270㎡に108枚のソーラーパネルが設置され、年間予測発電量はおよそ2万3千キロワット時になります。
発電した電気は中国電力に売電され、その収益の一部は地域の環境教育活動に利用する予定です。
式典のあと記念イベントが行われました。
太陽光を利用したソーラークッカーのパネル展示や、化石燃料を使わない太陽光発電や自転車発電などの体験コーナーが設けられ、訪れた人は、自然エネルギーの活用に理解を深めていました。




