KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

倉敷市中心市街地活性化協議会が開かれ、今年４月からの実施を目指す第２期計画の概要が説明されました。

およそ５０人が出席して行われた会議では、平成２７年４月から５年間で実施する第２期計画の概要について、説明がありました。第１期計画では平成２２年３月から５年間、林源十郎商店、奈良萬の小路の整備などに取り組んできました。その結果、創出されたにぎわいと活力を持続、拡大するために、三つの目標を掲げ、新規・継続あわせて６３の事業を計画しています。「まちの魅力向上」では、主要有料観光施設の入館者減少に歯止めをかけようと、（仮称）倉敷歴史顕彰館の整備などを通じて、対策を講じます。「歩いて楽しい暮らしやすいまちの形成」では、倉敷市が所有する２つの広場の恒久的な活用策を検討するほか、町家や古民家の改修・再利用を図ります。このような取り組みを通じて、中心部の居住人口を５年間で１割増加させる目標を、新たに掲げています。また「交流の促進」については、既存のイベントを継続することに加え、駅前商店街の中心にある「まちづくりセンター」の活用再生に取り組みます。このほかにも、長年の課題だった美観地区の交通マナー改善に向け、本腰を入れる考えです。中心市街地活性化協議会では、第２期計画を３月末までに国の認定を受けるよう、準備を進めています。